今日から師走。
あっという間に2022年も残り1ヶ月をきりました。
今週は寒さも一気に厳しくなりそうなので、コロナも含めて体調管理をしっかりしていきたいですね。
さて、11月中旬から下旬にかけては、小学生、中学生ともにテスト週間でした。
小学生は、塾で年に2回実施している学力テストの第2回に臨みました。
中学生は、先週から今週にかけて2学期中間テストが行われました。
小学生が受けたのは、全国規模で行われている難易度が高めの学力テスト。
テストの3週間前、テストに付属の練習用問題を配布し、各自しっかり練習してくるようにと伝えていました。
このテストは出題範囲が広く応用問題も多く出題されるため、日々の家庭学習の積み重ねや、どれだけ自分で対策をしてテストに臨んだかが、結果に大きく影響するのです。
まだ詳細なデータは出ていませんが、日々の学習量が多く、テスト対策もしっかりして臨んだ生徒さんはやはり結果に表れていました。
先週から今週にかけて、生徒さんには、採点した答案のコピーを渡しています。
中には悲鳴をあげている生徒さんも・・・(笑)
テスト2週間前からの中学生の授業では、前半にテスト範囲の難しいところの解説や練習を行い、後半は、各自でテスト対策を進める自習時間に充てていました。
分からないところがあればどんどん質問してもらい、私が個別に解説して回ります。
どの中学校でも、今回はテスト範囲が比較的広く、小学生と同様、日々の学習の積み重ねと早い時期からのテスト対策が結果を左右する内容となっていました。
まだすべての結果がそろっていない生徒さんもいますが、やはり準備段階での取り組み方の違いが、結果に表れているようです。
結果がそろったところで、ふり返りをしたいと思います。
私は、小学生にも中学生にもいつも同じことを伝えています。
「大事なのは結果じゃなくて、そこまでの過程なんだよ。例えば、もともと40点の実力のAさんと70点の実力のBさんがいたとするよね。Aさんは一生懸命勉強してテストで60点をとった。Bさんはあまり勉強せずに70点をとった。結果はBさんの方が高いけど、Aさんの60点の方が圧倒的に価値は高いんだ。なぜならAさんは40点を60点に上げる努力をしたんだからね。Aさんは自分を成長させることができたということ。だから、次のテストでは間違いなくAさんがBさんを追い越します。この自分を成長させるということがものすごく大切なんです。誰かに勝った負けたではなく、前回の自分に勝ったか負けたかなんです。点数ではなく、取り組み方としてね。だから今回のテストで点数が低かったとしても、一生懸命取り組んでテストに臨んだ人は、それでオッケーです。それを続けていけば必ず次のテストで結果に表れます。今回、取り組み方が良くなかった人は、点数の良し悪しにかかわらず、自分の成長を意識して取り組むようにしましょう。大人になるまでに、自分をレベルアップさせ続けた人だけが、めちゃくちゃ楽しい人生を送れます。まあ、大人になっても成長し続けないといけないんだけどね。」
なぜ勉強するのか・・・。
それは、夢を実現させ、最高に幸せな人生を送るためです。
あらゆる困難を乗り越える術を身につけ、人生という大冒険を思いっきり楽しむためです。
冒険の準備にすべての時間を使えるのは、学生のうちだけです。
時が来れば、準備ができていようができていまいが、険しい山や荒波の海に放り出されてしまいます。
子どもたちが、準備を万端にし、ワクワクした状態で冒険に出発できるよう、引き続き、熱く、楽しく、全力でサポートしていきたいと思います。
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