総合学習塾 まなび舎

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学習塾

2022年も残り10日

みなさん、こんにちは。
今週は、寒さがよりいっそう厳しいですね。
いよいよ冬本番という感じです。
さて、前回からだいぶ間が空いてしまいましたが、12月に入ってからの小学生の授業内容を紹介したいと思います。

小学3年生

算数は「小数のしくみ」と「重さ」について学習しました。小数の意味と計算を学習し練習しました。みんなスムーズに理解できていました。重さの単位であるg、kg、tの使い分けや変換、はかりの目盛りの読み方を練習しました。初めは細かい目盛りに苦戦していましたが、練習をくり返すうちにスムーズに読めるようになってきました。重さの足し算、引き算も練習しました。重さは、生活の中でも当たり前に使う数量なので、身近な物の重さを例にあげたりしながらしっかりと理解を深めたいと思います。今週の今年最後の授業では「分数」について学習します。

国語は「修飾語」について、学校の宿題なども使いながら学習しました。国語の主語・述語・修飾語の関係は、日本語と英語のルールの違いを理解する上でもとても重要になるので、しっかりと理解を深めていきたいと思います。また、文章読解の練習を行っています。先日の学力テストでは、全学年のほとんどの生徒さんが国語の読解問題に苦戦していました。国語力は、生活や人とのコミュニケーションに必須の能力であることはもちろん、すべての教科の理解度にも影響するので、しっかりと強化していきたいと思います。

小学4年生

算数は、垂直と平行の「いろいろな四角形」について学習しました。これまでに習っている正方形と長方形に加え、台形、平行四辺形、ひし形について、それぞれの四角形の特徴や、その対角線の性質をまとめました。今は「いろいろな分数」の学習に入っています。2、3年生で学習した分数の基本的な意味を復習し、真分数、仮分数、帯分数について学んでいます。分数の意味については3年生で学習していますが、ほとんどの生徒さんが忘れていたので、数直線を使いながらその根本的な意味を復習しました。

国語は、文章読解を練習しています。国語の読解は、文章の内容を早く正確に理解することが最も重要になります。そのためには、まず文章を読むトレーニングをくり返すことが必要不可欠です。また、学校のテストではあまり出ないような問題形式にも慣れていく必要があるので、しっかりと練習していきたいと思います。

小学5年生

算数は、「通分・約分と分数の計算」について学習しています。分数の足し算・引き算は、中学校の数学の学習でもとても重要になります。忘れやすいところでもあるので、完璧にマスターできるよう練習を徹底しました。今は「平均」の学習に入っています。平均は、生活や仕事でも身近に出てくるものなので、しっかりと身につけておきたいですね。

国語は、テキストやプリントを使い、言葉の問題や文章読解の問題を練習しています。文章を始めから終わりまで集中して読み、全体の流れをしっかり把握することが重要だと伝えました。さらに、例えば、「なぜ~?」という問いに対しては「~だから」のように、また、「文章中から書き抜く」のか「文章中の言葉を使って書く」のかのように、問いに合わせた答え方も意識するようにアドバイスしました。

小学6年生

算数は、「データの調べ方」を学習しました。個別の記録を表やグラフに表し、平均値、中央値、最頻値、割合などを求める問題を練習しました。これで6年生の算数はすべて学習し終えたので、今は総復習に入っています。6年生で学習する算数は、ほとんどが中学1年や2年で学習する数学と重複する内容となっています。生徒のみなさんには、6年生の内容の理解を深めておけば中学校の数学の学習もスムーズに進められるよ、と伝えています。

国語は、他の学年と同様、文章読解を練習しています。問題を解く事よりも、文章を集中して読み、内容を確実に理解することを意識するように伝えています。

年明けからは、中学校への準備として英語の学習を本格的にスタートします。 また、2月頃からは数学の予習も進めていく予定です。

さて、本当に早いもので、今年も残すところあと10日となりました。

子どもたちは、クリスマスプレゼントに何を頼んだか、お年玉で何を買うか、などの楽しい話題に終始し、冬休みをとても楽しみにしているようです。

私からは、冬休みは、家族と楽しく過ごしながら、学校の宿題+αの勉強を意識してみてね、と伝えました。

11月に実施しました「学力テスト」の結果を今週中にお届けしますので、ご家庭でもお子さんと一緒にふり返りをしていただければと思います。

ほとんどの生徒さんが国語に苦戦していました。
国語力は、生活や友達とのコミュニケーションはもちろん、すべての教科の土台となりますので、しっかりと身につけられるよう学習していきます。
結果は、自分の手応えに対してどうだったでしょうか。
点数に一喜一憂せず、できなかったところをしっかり復習することが大切です。

また、「スマホやゲームが脳に与える深刻な影響」を同封いたしましたので、お子さんの学習環境整備の参考にしていただければと思います。

スマホやゲームの使用が与える影響は、
おそらく、保護者の皆様が考えているよりも、はるかに深刻です。

小学生の年内の授業は、今週で終了となります。

保護者の皆様には、今年も大変お世話になり心より感謝申し上げます。

来年も、何卒よろしくお願い申し上げます。

テストウィーク終了

今日から師走。

あっという間に2022年も残り1ヶ月をきりました。

今週は寒さも一気に厳しくなりそうなので、コロナも含めて体調管理をしっかりしていきたいですね。

さて、11月中旬から下旬にかけては、小学生、中学生ともにテスト週間でした。

小学生は、塾で年に2回実施している学力テストの第2回に臨みました。

中学生は、先週から今週にかけて2学期中間テストが行われました。

小学生が受けたのは、全国規模で行われている難易度が高めの学力テスト。

テストの3週間前、テストに付属の練習用問題を配布し、各自しっかり練習してくるようにと伝えていました。

このテストは出題範囲が広く応用問題も多く出題されるため、日々の家庭学習の積み重ねや、どれだけ自分で対策をしてテストに臨んだかが、結果に大きく影響するのです。

まだ詳細なデータは出ていませんが、日々の学習量が多く、テスト対策もしっかりして臨んだ生徒さんはやはり結果に表れていました。

先週から今週にかけて、生徒さんには、採点した答案のコピーを渡しています。

中には悲鳴をあげている生徒さんも・・・(笑)

テスト2週間前からの中学生の授業では、前半にテスト範囲の難しいところの解説や練習を行い、後半は、各自でテスト対策を進める自習時間に充てていました。

分からないところがあればどんどん質問してもらい、私が個別に解説して回ります。

どの中学校でも、今回はテスト範囲が比較的広く、小学生と同様、日々の学習の積み重ねと早い時期からのテスト対策が結果を左右する内容となっていました。

まだすべての結果がそろっていない生徒さんもいますが、やはり準備段階での取り組み方の違いが、結果に表れているようです。

結果がそろったところで、ふり返りをしたいと思います。

私は、小学生にも中学生にもいつも同じことを伝えています。

「大事なのは結果じゃなくて、そこまでの過程なんだよ。例えば、もともと40点の実力のAさんと70点の実力のBさんがいたとするよね。Aさんは一生懸命勉強してテストで60点をとった。Bさんはあまり勉強せずに70点をとった。結果はBさんの方が高いけど、Aさんの60点の方が圧倒的に価値は高いんだ。なぜならAさんは40点を60点に上げる努力をしたんだからね。Aさんは自分を成長させることができたということ。だから、次のテストでは間違いなくAさんがBさんを追い越します。この自分を成長させるということがものすごく大切なんです。誰かに勝った負けたではなく、前回の自分に勝ったか負けたかなんです。点数ではなく、取り組み方としてね。だから今回のテストで点数が低かったとしても、一生懸命取り組んでテストに臨んだ人は、それでオッケーです。それを続けていけば必ず次のテストで結果に表れます。今回、取り組み方が良くなかった人は、点数の良し悪しにかかわらず、自分の成長を意識して取り組むようにしましょう。大人になるまでに、自分をレベルアップさせ続けた人だけが、めちゃくちゃ楽しい人生を送れます。まあ、大人になっても成長し続けないといけないんだけどね。」

なぜ勉強するのか・・・。

それは、夢を実現させ、最高に幸せな人生を送るためです。

あらゆる困難を乗り越える術を身につけ、人生という大冒険を思いっきり楽しむためです。

冒険の準備にすべての時間を使えるのは、学生のうちだけです。

時が来れば、準備ができていようができていまいが、険しい山や荒波の海に放り出されてしまいます。

子どもたちが、準備を万端にし、ワクワクした状態で冒険に出発できるよう、引き続き、熱く、楽しく、全力でサポートしていきたいと思います。

子どもの力を信じきる

5月31日は、中学1年生の授業で、前期中間テストに向けた対策方法を指導しました。

中学校に入学し、初めての定期テストに臨む1年生。

何となく難しいことは分かっているけど、どういう準備をすれば良いか分からない、という状態です。

まずは、勉強方法について各教科ごとにまとめたプリントを配り説明しました。

暗記が必要な科目については、人間の脳の仕組みについても解説しながら、効率的に知識を覚えられる方法を伝えました。

勉強の本質は、「知らないことを知り、できないことをできるようにすること」であり、最終的に目指すのは「解けない問題を無くすこと」だと伝えました。

それから、各自で目標点数を決め、その目標を達成するための週間スケジュールを作成しました。

スケージュールの作り方についても、どのくらいの学習量を確保すれば良いか、なぜ学習する教科まで決めておく必要があるのか、など重要なポイントを、見本を示しながら解説しました。

そして、スマホ、タブレット、ゲーム機などは、勉強時間中は必ず親に預ける、ということもその科学的な理由や得られるメリットとともに伝えました。

最後に、

「まずみんなにやってもらいたいのは、必ずこのスケジュールを実行して目標を達成すると決断すること。この決断ができていないと、行動することはできないんだ。そして、自分ならこの目標を100%達成できる、という確信を持って勉強するということ。それができれば必ず結果はでます。」

と伝えました。

すると、数人の生徒さんから、

「先生が言ったやり方で、このスケジュール通りにやったら絶対目標達成できるの?絶対に?100%??」

と質問されました。

私は即答で、

「絶対できる!120%!みんなにはその力が確実にあるからね。本気出してみな。すごいことになるから(笑)」

と答えました。

生徒さんたちは、

「先生、俺マジでやるわ」

「親をビックリさせてやる」

「帰ったら、まずスケジュールを完成させた方いいね」

「ガチ勢でいくわ」

「しょうがねーな、そろそろ本気出してやるか」

などなど、やる気満々で帰って行きました(笑)

とりあえず、スイッチは入ったようです。

おそらくこのモチベーションは数日で低下するので、あとは、次の授業で進捗を確認しつつ、それぞれに適切な声がけをして、モチベーションを維持できるようにしなければなりません。

子育てにおいても、教育においても、大切なことは、子どもたちの力を100%信じきるということです。

もっと言えば、疑いすらしないということです。

「君たちにできないことなんてあるわけないだろう?」

と心の底から思い、言いきるのです。

実際、子どもたちには、まだまだ眠っている無限の力があります。

その力を引き出してあげられれば、やってできないことなんて本当にほとんどありません。

子どもたちの本気の力に期待したいと思います!

皆既月食で学びの動機付け

5月26日は、スーパームーンの皆既月食ということだったので、中学3年生の授業の後半を使って、みんなで近くの公園へ観察しに行きました。

空も晴れていて、しっかり観察することができました。

めったに見られない幻想的な現象を見ることができて、生徒のみなさんも嬉しそうでした。

ちょうど中学3年生の理科で「地球と宇宙」を学習するので、学習への良い動機付けにもなったかなと思います。

やはり、実際に観察したり体験したりすることは、学習にとってとても大切だということを改めて感じさせられました。

今後も、こういった機会があれば、子どもたちの学びスイッチを押すために、どんどん外にも飛び出していこうと思います!