総合学習塾 まなび舎

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11月はテスト月間!

またまた投稿が滞っているうちに、あっという間に、今年も残り2ヶ月となってしまいました😅

11月は、中学生の2学期中間テストと、小学生の塾で年2回実施している学力テストがあり、テスト月間となっています。

小学生にはテスト対策問題集を配り、教科書の内容と3週間後に迫ったテストの対策を同時進行で進めています。

中学生も今年度2回目の定期テストに向けて、意識を高めて頑張っています。



2022年もありがとうございました!

今週は、先週とはうってかわって、おだやかな天気の日が多いですね。

まなび舎では、今週月曜日から、中学生の冬期講習が始まっています。

今日で前半戦の3日間が終了し、2022年の通常授業もすべて終了しました。

では、冬期講習も含めた最近の中学生の授業内容をご紹介します。

12月は、学校で学習している内容に加えて、CRTテストがある学校もあったので、既習領域(すでに習った内容)の復習も行いました。

【中学1年生】

数学・・・「比例・反比例」「平面図形」+ 復習(正負の数)

英語・・・「現在進行形」「感嘆文」+ 復習(動詞)

【中学2年生】

数学・・・「平行と合同」「三角形」+ 復習(式と計算、方程式、空間図形)

英語・・・「比較表現」+ 復習(動詞、進行形、未来、助動詞、接続詞)

【中学3年生】

数学・・・「円周角の定理」「三平方の定理」

英語・・・「仮定法」+ 復習 + 入試対策(単語、文法、会話文、長文)

【冬期講習】

冬期講習では、英語と数学を中心に、既習領域の基本の復習と応用の練習を行っています。

中1、中2の授業では、基本を復習しながら、応用として高校入試レベルの問題にもチャレンジしています。

「分かる」と「できる」はまったく別で、塾で理解したことを家でくり返し練習し、「できる」にすることが重要だと伝えました。

中3の授業では、時間制限を設定して高校入試の過去問に取り組むなど、より実践的な受験対策に入っています。

また、受験生には、冬休みの勉強の進め方や、スマホの長時間使用が脳に与える深刻な影響についても伝えました。

ここ数年は、「スマホを制する者は受験を制す」と言っても過言ではないほど、スマホの負の影響が大きくなっています。

スマホを持っていない生徒さんは、それだけで大きなアドバンテージを手にしていると言えます。

生徒のみなさんには、勉強している部屋にはスマホを置かない、これを徹底するようにアドバイスしました。

「全力で悔いの残らない冬休みを過ごそう!」と声をかけて解散しました。

みんな真剣に聞いてくれていたので、しっかり実践してくれると思います。

小学生も中学生も、充実した冬休みを過ごし、年明けからまた元気に教室に来てくれるのを楽しみにしています。

保護者の皆様と生徒のみなさんには、今年一年大変お世話になり心より感謝申し上げます。

来年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。

皆様、よいお年をお迎えください。

総合学習塾まなび舎 青木英治

2022年も残り10日

みなさん、こんにちは。
今週は、寒さがよりいっそう厳しいですね。
いよいよ冬本番という感じです。
さて、前回からだいぶ間が空いてしまいましたが、12月に入ってからの小学生の授業内容を紹介したいと思います。

小学3年生

算数は「小数のしくみ」と「重さ」について学習しました。小数の意味と計算を学習し練習しました。みんなスムーズに理解できていました。重さの単位であるg、kg、tの使い分けや変換、はかりの目盛りの読み方を練習しました。初めは細かい目盛りに苦戦していましたが、練習をくり返すうちにスムーズに読めるようになってきました。重さの足し算、引き算も練習しました。重さは、生活の中でも当たり前に使う数量なので、身近な物の重さを例にあげたりしながらしっかりと理解を深めたいと思います。今週の今年最後の授業では「分数」について学習します。

国語は「修飾語」について、学校の宿題なども使いながら学習しました。国語の主語・述語・修飾語の関係は、日本語と英語のルールの違いを理解する上でもとても重要になるので、しっかりと理解を深めていきたいと思います。また、文章読解の練習を行っています。先日の学力テストでは、全学年のほとんどの生徒さんが国語の読解問題に苦戦していました。国語力は、生活や人とのコミュニケーションに必須の能力であることはもちろん、すべての教科の理解度にも影響するので、しっかりと強化していきたいと思います。

小学4年生

算数は、垂直と平行の「いろいろな四角形」について学習しました。これまでに習っている正方形と長方形に加え、台形、平行四辺形、ひし形について、それぞれの四角形の特徴や、その対角線の性質をまとめました。今は「いろいろな分数」の学習に入っています。2、3年生で学習した分数の基本的な意味を復習し、真分数、仮分数、帯分数について学んでいます。分数の意味については3年生で学習していますが、ほとんどの生徒さんが忘れていたので、数直線を使いながらその根本的な意味を復習しました。

国語は、文章読解を練習しています。国語の読解は、文章の内容を早く正確に理解することが最も重要になります。そのためには、まず文章を読むトレーニングをくり返すことが必要不可欠です。また、学校のテストではあまり出ないような問題形式にも慣れていく必要があるので、しっかりと練習していきたいと思います。

小学5年生

算数は、「通分・約分と分数の計算」について学習しています。分数の足し算・引き算は、中学校の数学の学習でもとても重要になります。忘れやすいところでもあるので、完璧にマスターできるよう練習を徹底しました。今は「平均」の学習に入っています。平均は、生活や仕事でも身近に出てくるものなので、しっかりと身につけておきたいですね。

国語は、テキストやプリントを使い、言葉の問題や文章読解の問題を練習しています。文章を始めから終わりまで集中して読み、全体の流れをしっかり把握することが重要だと伝えました。さらに、例えば、「なぜ~?」という問いに対しては「~だから」のように、また、「文章中から書き抜く」のか「文章中の言葉を使って書く」のかのように、問いに合わせた答え方も意識するようにアドバイスしました。

小学6年生

算数は、「データの調べ方」を学習しました。個別の記録を表やグラフに表し、平均値、中央値、最頻値、割合などを求める問題を練習しました。これで6年生の算数はすべて学習し終えたので、今は総復習に入っています。6年生で学習する算数は、ほとんどが中学1年や2年で学習する数学と重複する内容となっています。生徒のみなさんには、6年生の内容の理解を深めておけば中学校の数学の学習もスムーズに進められるよ、と伝えています。

国語は、他の学年と同様、文章読解を練習しています。問題を解く事よりも、文章を集中して読み、内容を確実に理解することを意識するように伝えています。

年明けからは、中学校への準備として英語の学習を本格的にスタートします。 また、2月頃からは数学の予習も進めていく予定です。

さて、本当に早いもので、今年も残すところあと10日となりました。

子どもたちは、クリスマスプレゼントに何を頼んだか、お年玉で何を買うか、などの楽しい話題に終始し、冬休みをとても楽しみにしているようです。

私からは、冬休みは、家族と楽しく過ごしながら、学校の宿題+αの勉強を意識してみてね、と伝えました。

11月に実施しました「学力テスト」の結果を今週中にお届けしますので、ご家庭でもお子さんと一緒にふり返りをしていただければと思います。

ほとんどの生徒さんが国語に苦戦していました。
国語力は、生活や友達とのコミュニケーションはもちろん、すべての教科の土台となりますので、しっかりと身につけられるよう学習していきます。
結果は、自分の手応えに対してどうだったでしょうか。
点数に一喜一憂せず、できなかったところをしっかり復習することが大切です。

また、「スマホやゲームが脳に与える深刻な影響」を同封いたしましたので、お子さんの学習環境整備の参考にしていただければと思います。

スマホやゲームの使用が与える影響は、
おそらく、保護者の皆様が考えているよりも、はるかに深刻です。

小学生の年内の授業は、今週で終了となります。

保護者の皆様には、今年も大変お世話になり心より感謝申し上げます。

来年も、何卒よろしくお願い申し上げます。

テストウィーク終了

今日から師走。

あっという間に2022年も残り1ヶ月をきりました。

今週は寒さも一気に厳しくなりそうなので、コロナも含めて体調管理をしっかりしていきたいですね。

さて、11月中旬から下旬にかけては、小学生、中学生ともにテスト週間でした。

小学生は、塾で年に2回実施している学力テストの第2回に臨みました。

中学生は、先週から今週にかけて2学期中間テストが行われました。

小学生が受けたのは、全国規模で行われている難易度が高めの学力テスト。

テストの3週間前、テストに付属の練習用問題を配布し、各自しっかり練習してくるようにと伝えていました。

このテストは出題範囲が広く応用問題も多く出題されるため、日々の家庭学習の積み重ねや、どれだけ自分で対策をしてテストに臨んだかが、結果に大きく影響するのです。

まだ詳細なデータは出ていませんが、日々の学習量が多く、テスト対策もしっかりして臨んだ生徒さんはやはり結果に表れていました。

先週から今週にかけて、生徒さんには、採点した答案のコピーを渡しています。

中には悲鳴をあげている生徒さんも・・・(笑)

テスト2週間前からの中学生の授業では、前半にテスト範囲の難しいところの解説や練習を行い、後半は、各自でテスト対策を進める自習時間に充てていました。

分からないところがあればどんどん質問してもらい、私が個別に解説して回ります。

どの中学校でも、今回はテスト範囲が比較的広く、小学生と同様、日々の学習の積み重ねと早い時期からのテスト対策が結果を左右する内容となっていました。

まだすべての結果がそろっていない生徒さんもいますが、やはり準備段階での取り組み方の違いが、結果に表れているようです。

結果がそろったところで、ふり返りをしたいと思います。

私は、小学生にも中学生にもいつも同じことを伝えています。

「大事なのは結果じゃなくて、そこまでの過程なんだよ。例えば、もともと40点の実力のAさんと70点の実力のBさんがいたとするよね。Aさんは一生懸命勉強してテストで60点をとった。Bさんはあまり勉強せずに70点をとった。結果はBさんの方が高いけど、Aさんの60点の方が圧倒的に価値は高いんだ。なぜならAさんは40点を60点に上げる努力をしたんだからね。Aさんは自分を成長させることができたということ。だから、次のテストでは間違いなくAさんがBさんを追い越します。この自分を成長させるということがものすごく大切なんです。誰かに勝った負けたではなく、前回の自分に勝ったか負けたかなんです。点数ではなく、取り組み方としてね。だから今回のテストで点数が低かったとしても、一生懸命取り組んでテストに臨んだ人は、それでオッケーです。それを続けていけば必ず次のテストで結果に表れます。今回、取り組み方が良くなかった人は、点数の良し悪しにかかわらず、自分の成長を意識して取り組むようにしましょう。大人になるまでに、自分をレベルアップさせ続けた人だけが、めちゃくちゃ楽しい人生を送れます。まあ、大人になっても成長し続けないといけないんだけどね。」

なぜ勉強するのか・・・。

それは、夢を実現させ、最高に幸せな人生を送るためです。

あらゆる困難を乗り越える術を身につけ、人生という大冒険を思いっきり楽しむためです。

冒険の準備にすべての時間を使えるのは、学生のうちだけです。

時が来れば、準備ができていようができていまいが、険しい山や荒波の海に放り出されてしまいます。

子どもたちが、準備を万端にし、ワクワクした状態で冒険に出発できるよう、引き続き、熱く、楽しく、全力でサポートしていきたいと思います。

原因と結果の法則

みなさん、こんにちは。

久しぶりの投稿です。

新年度が始まってからあっという間に3ヶ月が経ち、子どもたちは今週から1ヶ月間の夏休みに入ります。

当塾でも、夏休み用のテキストを配り、学校の宿題を最優先にしつつ、プラスαの学習を計画的に進めるよう声がけをしています。

中学生は6月末から7月上旬にかけて、今年度最初の定期テストが実施されました。

当塾では、テスト4週間前に、各自で目標点数を設定し、そのための学習計画も立てました。

2、3年生の生徒さんには、5教科の合計で過去最高点となるように目標を設定してもらいました。

結果としては、約30%の生徒さんが目標を達成しました。

テストの結果を受け、それぞれの取り組み方についてふり返りをしました。

初めての定期テストに望んだ1年生の授業では、良かった点、改善すべき点をそれぞれに発表してもらい、全員で共有しました。

生徒のみなさんには、

「すべての結果には必ず原因がある。そして、自分に起こる結果は、すべて自分の行動が原因となっている。原因以上の結果が出ることも、原因以下の結果が出ることもない。テストでいえば、テスト前日までの日々の行動すべてが原因となって、テスト結果が出たということ。テスト前だけではなく、日常の行動すべてね。つまり、テストを受ける前の段階で、すでに結果は決まっているということなんだ。望む結果を得たいなら、日々の生活の中でその結果が出るような原因作り、行動をしなければならない。これは、テストだけではなく、部活でも、生活でも、人間関係でも全部同じ。だから、みんなには、原因作りをしっかり意識して、すべてのことに全力で取り組んでほしい。」

ということを話しました。

「原因と結果の法則」ですね。

今週の授業では、夏休み明けの実力テストに向けて目標設定と学習スケジュールの作成を行います。

高校受験に向けて最も重要な期間に入る中学3年生は、先行して先週の土曜日の授業で目標設定とスケジュール作成を行いました。

生徒のみなさんには、見本を渡し、以下のことを意識して週間学習計画を作るように伝えました。

★毎日を同じリズムで生活するようにする。

★毎日5〜6時間の勉強時間を設定する。

★苦手教科にしっかりと時間を充てる。

★休憩や自由時間も設定し、メリハリのある計画にする。

当塾では、学校生活を通して、

「目標を設定する→計画を立てる→実行する→目標を達成する」

という目標達成の習慣を身につけられるようにサポートしています。

それが身につけば、将来夢や目標ができた時に、最短距離でその実現に向かうことができるからです。

子どもたちが、

「夢を叶え、人や社会に貢献しながら最高に幸せな人生を歩むための力」

を身につけられるよう、引き続き、熱く、楽しく、全力で授業を進めていきたいと思います!p(^-^)q


学力テストweek!

今週は、小学生の学力テストweekです。

小学生の生徒さんたちが、国語と算数の学力テストに臨んでいます。

難易度の高いテストなので、日々の勉強やテストに付属してくる対策用問題集のくり返し練習ができていないとなかなか解けません。

問題集は3週間前に配っていました。

生徒のみんなはしっかり練習してきたかな?

塾の方でも、このテスト結果を今後の授業に役立てて、生徒のみなさんのさらなる成長につなげていきたいと思います。

今週は小・中学校でも、小学6年と中学3年の全国学力・学習状況調査があったり、学校によっては中学1、2年生の実力テストがあったりと、やはりテストweekだったようです。

新年度のスタート、生徒さんそれぞれが自分の課題を把握できたと思いますので、その改善のためにやるべきことを実行できるようにサポートしていきたいと思います。

小学生が40分集中してテストを受けるのは、なかなか大変です。みんな頑張れ!
全学年までに習ったすべての範囲から出題され、応用問題も多いので難易度は高めです。

総合学習塾まなび舎では、1ヶ月無料体験授業を実施しています。

実際の授業を1ヶ月間体験してもらい、先生や授業の進め方との相性、生活リズムとのバランスなどをじっくり確認してから入塾するかどうかのご判断をしていただきます。

入塾をご検討のみなさまは、まずは1ヶ月無料体験授業にご参加ください。

現在、中学1年生は満席となっており、中学2、3年生も残席数がそれぞれ3名となっております。

中学生で入塾をご検討のみなさまは、早めにお問い合わせください。

今後とも、総合学習塾まなび舎を何卒よろしくお願い申し上げます。

超簡単!たった5つの習慣術

先週、宮城県公立高校入試の志願倍率が発表されました。

中学3年生の生徒のみなさんは、本番まで2週間をきった中で、全力で最後の追い込みを行っています。

そんな先週の中学2年生の授業。

1年後に自信を持って高校入試を迎えるために、今やっておくべきことについて話をしました。

私が話したのは、「学習の習慣化」についてです。勉強に限らず、何かを習慣化するためには、私は5つの重要ポイントがあると考えています。私自身、何かを習慣化しようとした時は、このポイントをおさえて取り組むようにしており、その効果を実感しています。

以下が、その5つのポイントです。

【習慣化の5つの重要ポイント】

①目的の明確化

②数値目標と期限を決める

③コミットメント(宣言)

④最初は行動のハードルを極限まで下げる

⑤実践を毎日報告(記録)する

①目的の明確化

これは、なぜそれを習慣化するのかという目的を明確にするということです。勉強を習慣化するのは、自分の未来のために進みたい進路に進むだけの能力を身につけるためです。当たり前のようですが、そこを明確にしていないと、つらくなった時に踏ん張りがきかなくなります。そして、この目的はポジティブな表現の方がより効果的です。「ダイエットをしないと太っていてカッコ悪いから」というネガティブな表現よりは、「スマートになってお洒落な洋服を着たいから」の方がいいのです。なぜなら、前者は「ダイエットをしなければならない」という義務の意識が強く、後者は「ダイエットをしたい」という願望の意識が強いからです。人間は、しなければならないことは続きませんが、したいことは続くのです。

②数値目標と期限

 これは「いつまでに、何を、どれくらい」という目標を設定するということです。ここで重要なのは、具体的な数値や期限を設定することです。これはあらゆる目標設定の鉄則でもあります。目標を数値で決めておかないと達成度を評価することができませんし、また、期限が決まっていないと、やるべきことを先延ばしにしてしまいがちです。

③コミットメント(宣言)

 意外とやらないのがこのコミットメント。これは文字通り、誰かに自分の目標を宣言するということです。友達や家族に「私、毎日1時間勉強することにしたから。」と言い切ってしまうのです。そうすることで、やらざるを得ない状況を作ってしまうということです。なぜこれをやる人が少ないかというと、もし上手くいかなかった時に恥ずかしい思いをするからです。しかし、そう考えてしまっている時点で、行動の習慣化や目標の達成はほぼ不可能です。「できるか、できないか」で考えているうちはできないのです。「やる」と決めて周囲に宣言してしまった方が、成功の確率は圧倒的に上がります。

④最初は行動のハードルを極限まで下げる

 さて、この④は、実はあまり知られていない習慣術かもしれません。これは、最初の行動目標はできるだけ簡単なものにするということです。時間も労力もそれほど必要としないレベルまで下げることが重要です。例えば、筋トレを習慣化したいなら「腹筋5回」から、日記を習慣化したいなら「1行日記」から、というように「え、そんなに簡単だと意味なくない?」というレベルからスタートするのです。人間の脳には、「ホメオスタシス」という機能が備わっています。これは、何か普段やらない行動をしようとした時、またはした時に、「これはいつもと違う行動だから異常行動だ。命の危険に関わる。」と脳が認識し、いつも通りの行動様式に戻そうとする機能です。実はこれが三日坊主のメカニズムなのです。この機能を発動させないためには、ストレスを感じない超簡単レベルの行動からスタートし、脳をだましだまし負荷を上げていく必要があるのです。

⑤実践を毎日報告(記録)する

 その日に決めていた行動を実践できたら、それを誰かに報告したり、何かに記録しておくことが大切です。これはモチベーションの維持や向上に効果的です。みなさんもダイエットトレーニングで有名なライザップはご存知かと思います。なぜライザップが結果を出せるのか、それは毎日の食事報告があるからです。報告があることを考えると、しっかり食事の糖質制限をしようと思えます。また、トレーナーから褒められたりアドバイスをもらうことでさらにモチベーションが上がるという効果もあります。そして、人間は連続記録を途切れさせたくないという心理が働くので、継続すればするほどやめたくなくなります。自分でやると決めた行動を何日連続で実行できているのか、常に見えるように記録しておくことが大切なのです。

以上の5つのポイントを踏まえ、中学2年のみなさんには、まず④を意識してもらうようにしました。ほとんどの生徒さんが、一週間の勉強量が0日~3日程度だったので、まずは机に向かうハードルを下げる必要があると判断したからです。

④について先述した内容を解説し、「毎日5分だけ勉強する」の3週間継続にチャレンジするように伝えました。勉強5分は、小学1年生でもできるレベルです。

「もしお父さんやお母さんに、『なんでそんなに短いの?もっとやりなさい。』と言われたら、塾の先生に5分でいいから毎日続けるように言われたと伝えてもらっていいからね。もちろん、最低5分なだけで、もっとやりたいと思ったら続けてオッケー。」

とも伝えました。お父さん、お母さんからしたら、5分なんて勉強にならないと思うかもしれません。しかし、そもそも勉強時間ゼロだった日が5分に増えるのですから、大きな進歩です。そして、それが毎日1時間を習慣化させるのに必要不可欠な一歩なのです。ぜひ、その進歩を認めてあげて、少し長い目で見ていただければと思います。

毎回の授業で他のポイントについても解説し、毎日の学習を確実に定着させていきたいと思います。

授業前の教室。人生が変わるような何かを得られる場所にしたいなぁ。

プロフェッショナル~仕事の流儀~

先日の小学5、6年生の授業。

みんなで、NHKの番組『プロフェッショナル〜仕事の流儀〜』を見ました。

仕事とは何か、働くとはどういうことなのか、様々な業界のプロフェッショナルの生き方からいろいろなことを感じ、学んでほしいという想いから、こういった授業も行っています。

まなび舎では、単に学力を高めるために勉強を教えるということはしません。

実りある素晴らしい人生を歩むためには何が必要なのか、そこに勉強するということはどう結びついていくのか、そういった学びの本質をとことん考えてほしいと思っています。

そこを理解し、納得できてこそ、子どもたちが主体的に学習に取り組めるようになるのだと思います。

6年生は、みんな真剣に見入っていました。

最後に感想を話してもらいましたが、それぞれ強く感じたことがあるようでした。

私からも感想は伝えますが、「働くってこうなんだよ」ということはいっさい言いません。

各自が自分なりの意味づけをして、自分の考え方や価値観を拡張していってほしいからです。

自分たちの未来はどうなるんだろう、自分は未来をどうしたいんだろう、そんなことを少しでも考えるきっかけになればいいなぁ、と思っています。

子どもたちが、幸せな人生を送るための『真の生きる力』を身につけられるように、今後も様々な取り組みをしていきたいと思います。

真剣に見入っている6年生。何を感じ取ってくれたかな?

いつでも帰っておいで

新年のご挨拶が遅れてしまい、失礼致しました。

2022年も、総合学習塾まなび舎をよろしくお願い申し上げます。

昨日より、2022年の授業がスタート致しました。

冬期講習の後半戦も始まり、受験生はもちろん、小学生も中学生もみんな頑張っています。

年明け早々に、うれしいことが2つありました。

ひとつは、元日に、3年前に巣立っていった生徒さんから、大学合格の吉報が届いたことです。

この生徒さんは、部活でも全国大会に出場するなど、高校での文武両道を本当に頑張っていました。

その結果がしっかりと出たとのことで、私もとてもうれしくなりました。

実は、昨年の11月、12月にも、同じ代の生徒さん2人から大学合格の報告を頂いていました。

教え子の吉報はもちろんおめでたく、とってもうれしいのですが、卒業してからもこうやって連絡してくれること自体が何よりもうれしく感じます。

もうひとつは、1月3日に、昨年巣立っていった生徒さんが遊びに来てくれたことです。

この生徒さんは、9年前、塾がスタートする前から申し込みをくれた、入塾第一号の生徒さん。

そこから8年間通ってくれて巣立っていきました。

塾で使っているHAPPY LIFEというオリジナルノート(手帳)が無くなったので、新しいのがほしいということで来てくれました。

寮生活をしている彼は、高校生活のことや大学進学のこと、そしてその先の将来のことまで、いろいろ悩んでいるようでした。

気づけばあっという間に1時間話し込んでいました(笑)帰り際に、

「何かあったらいつでも来なよ。というか、何もなくても定期的に遊びに来なさい(笑)」

と声をかけると、

「え、本当にいつ来てもいいんですか?マジで来たいんですけど。」

とうれしいことを言ってくれました。

「当たり前でしょ。いつでも来なさい。」

と言って送り出しました。

まなび舎には、けっこう卒業生が顔を出しに来てくれたりします。

LINEでテスト結果などを送ってくれる生徒さんたちもいます。

まなび舎が、子どもたちにとって第2の実家のような、いつでも帰れるような場所でありたいと思っている私にとって、それが何よりもうれしいことなんです。

うれしいことがあった時、悲しいことがあった時、迷ったり悩んだりした時、そんな時にいつでも飛び込める教室であるために、2022年も一人一人の生徒さんと全力で向き合いながら、日々精進していきたいと思います!

巣立って行ったみんながいつでも帰ってこれる場所に
「ただいま~。」「おかえり!」が言える場所に
夢を叶え、最高の人生に!

いよいよラストスパート!

小・中学生は、明日から冬休みに入ります。

中学3年生は、受験に向かっていよいよラストスパートの時期です。

昨日の中学3年生の授業では、冬休みの学習スケジュールを立てました。

冬休みの一日ごとのスケジュールを綿密に立てます。

冬休みが長時間の学習を行えるラストチャンスであること、この冬休みで必死に頑張れば、2週間でも飛躍的に成長できることなどを伝えました。

2年前のことです。

冬休み前のみやぎ模試で、希望する高校の判定がD(合格は厳しいので志望校を再検討すべき)だった生徒さんがいました。

ところが、その生徒さん、冬休み後のみやぎ模試では、なんとS判定(安全圏上位で合格は確実)を出してしまったのです。

しかも県内でも上位の進学校です。

275点から459点という、教育業界に15年間いる私でも見たことのない得点アップ率でした。

たったの1ヶ月足らずで、5教科の合計を実に180点も上げてしまったのです。

2年前の生徒さんのみやぎ模試結果。第6回が冬休み前、第7回が冬休み明け。す、すごい・・・

私はその生徒さんに、

「いったい冬休み中に何をしたんだ??」

と聞いてみました。

答えはいたってシンプルでした。

「毎日10時間くらい勉強していました。」

そう、本当にシンプルなんです。

「やる」と決めてやるか、「やらない」を選択するか、その2択しかないわけで、結果も2通りしかありません。

現役の中3の生徒さんに、その事例も話し、

「みんなだって、やればできるよ。必死になってやれば、自分でも信じられない成長を遂げられる。そして、間違っちゃいけないのは、『やって合格』か『やらないで不合格』の2択しかないってこと。『やらないで合格』なんて選択肢は絶対に無いってこと。そして、「で、あなたはどっちを選ぶの?」っていう単純なことなんだ。シンプルに考えて、ほしい結果の方を選べばいいだけ。そのための計画を、しっかり考えて立てよう。」

と伝えました。

2年前の生徒さんの事例を聞いて、教室がどよめきました。

そして、生徒のみなさんの目の色が変わりました。

みんな、本気の計画を立てていました。

「よし、合格しようぜ!」

「おう、だな!」

と声をかけ合っている生徒さんもいました。

遅いと思われるかもしれませんが、実際には子どもたちの本当の力が発揮されるのは、ここからなんです。

15年間、受験生のそういう姿をたくさん見てきたから分かります。

だから、私たち教育者は、ここで子どもたちの心を奮い立たせてあげなければならないんです。

きっと、みんな圧倒的な成長を遂げてくれるはず。

みんな、頑張ろう!

限界突破だ!!

自分で限界を決めさえしなければ、必ず登りきれる!